三日坊主ダイアリー

コーヒー、のち、趣味。

北海道は旭川の地でスタバの創業者に思いを馳せる

 スタバの創業者について、皆さんはご存知でしょうか?

 カタカナを覚えるのが苦手な私は、いまだに名前を空で言うことが出来ないので調べますが、“ハワード・シュルツ”という方です。聞いてもあまりピンとこない方も大勢いらっしゃるかと思います。私もその内の一人です(笑)。しかし、疑いなくスタバを世界一のカフェに押し上げた人物です。

 スターバックスって何がそんなに凄いのでしょうか?都内でスタバの空席を見つけることなんて、草むらで四葉のクローバーを見つけることくらい難しいし、たまにしか行かない人がメニューを見ても、どんな飲み物が出てくるのかさっぱり想像できないし。ただ一つ言えるのは、なぜかスタバに行きたいと思ってしまうということ。もちろんコーヒーが好きなこともあるでしょうが、その“何か”がスタバにはあるのではないでしょうか。

 


これは1年前に、私が旭川を訪れた際に立ち寄ったスタバです。いかがでしょうか。もう既に行ってみたくなりませんか?
テラス席から外を眺めたらこんな感じです。


気持ち良過ぎて失神しそうです。皆さんも旭川にお立ち寄りの際は、ぜひこのスタバを訪ねてみてください(笑)。(旭川北彩都店というようです。)

 

 少し話が逸れましたが、みなさんは先ほどの写真を見てどのように思われましたか?恐らくほとんどの人が「何て素敵なカフェなんだろう」と思われたのではないでしょうか。(ちなみに2枚目の写真を見て第一に「美味しそうなコーヒー!」と思われた方は、かなり変わっていますし、IQが200あります。冗談です。)
このスタバは350円でコーヒーと一緒に、この美しい景色を提供してくれている。私はそう思わざるを得ませんでした。

 “人々の心を豊かで活力あるものにするためにー
ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから”

 これはスターバックスコーヒーのミッションです。創業者のハワード・シュルツが長い年月をかけて育んできたものであり、私たちに「スタバに行きたい」と思わせる「何か」の正体なのかもしれません。そして、スタバは一杯のコーヒーだけでなく、私たちの心を豊かにしてくれる“景色”であり、“おしゃれな空間”であり、“心温かい店員さんの笑顔”を提供してくれているのかもしれません。

 

 心を都内に戻しましょう。
そこにはたくさんの勉強する学生がいたり、本を読む人がいたり、友人と会話を楽しむ人たちがいます。繰り返しになりますが、スタバは確かに混んでいるし、メニューは(初めての方にとって)恐ろしく複雑です。しかし見方を変えると、スタバは勉強する学生にはテーブルと大きいサイズのドリンクを提供し、本を読む方には読書に最適な心地よい椅子と温かいコーヒーを提供し、そして友人との時間を楽しむ方には眺めの良い景色と会話の弾む限定ドリンクを提供するのです。

 こんな風に考えると、スターバックスというカフェの見方が変わるのではないでしょうか。もちろん疲れた時は並ばずに座りたいですけど、こんな素敵なカフェが身近にあるなんて、幸せだなあ。